お別れ会の内容について

ヒナ姫と過ごしていた10年間，常に意識していたことがあります．
「自分たちよりもヒナ姫は先にお空に旅立ってしまう」
ということです
それが今日なのか明日なのか，1年後なのか10年後なのか．
自分たちもいつどうなるかは分からないとはいえ，ヒナ姫が先に空に旅立つ可能性は非常に高いことは間違いありません．

そのため，ヒナのお別れ会についてはどうするか？というのを，，，ヒナには申し訳ないと思いつつも，時々想像していました．
そのため，，，ヒナが旅立ってしまった時も，混乱せずにお別れ会（葬儀）の準備を始められました．
ここでは，ヒナ姫のあゆみの大事な記録として，お別れ会をどうやって決めたか？を綴ろうと思います

①方式．
葬儀では，お坊さんに来てもらって読経をしてもらうのが一般的ですが，，，どうしてもお坊さんに来てもらうというのが嫌でした．
あくまで大事なのは弔う気持ち．
それをお坊さんにやってもらうか，自分たちでやるか？というだけです．
また，読経があると，来て頂いた方とお話する時間も減ってしまいますし（神式も同様に）．．．
もちろん両家からは心配をされましたが，葬儀屋の担当者の方が昨今の葬式事情を説明してくれて，理解はしてもらえたかと思います
ただし，完全に無宗教でやってしまうと，来て頂いた方が何をしたらよいか困るために，お線香はあげられるようにしました．

②場所．
ヒナはずっと家にいましたし，やはり家以外から送り出すことは考えられませんでした．
外出が嫌いなインドア派でしたし．
ただ，家だと困るのは，，，たくさんの方に同時に来て頂いた場合はパンクしてしまうこと．
そのため，，，お別れ会は「こじんまり」とやるとして，来て頂くのはヒナ姫と親交（？）があった方のみで，PaPaの会社関係も原則ご遠慮頂くことにしました．
また，親族も3親等までで，かつPaPaの兄弟は火葬場に行く直前からの参加にしてもらいました

③葬儀社
この①②は予めイメージはしていたので，それを叶えてくれる業者ということで，，，PaPaはイオンを選びました．
実際にはイオンが提携している地元の葬儀社がやりますが，値段はイオン価格なので安心．
担当者はパッと見で怪しい感じの男性でしたが，，，PaPaの葬儀に関する考え方をよくよく理解してもらえましたし，非常に丁寧な方でPaPaは大満足でした

④日程と時間．
読経もないので通夜・告別式は〇時から〇時とかは設けず，いつでもご都合の良い時にしたので，リビングが人で溢れてお話が充分にできなかった時間帯もありますが，わりとヒナ姫の話ができたと思います．
また曜日は日曜日・月曜日にさせてもらいました．
金曜日に亡くなり，土曜日か．らお別れ会をして日曜日に火葬場というのはあまりにも早すぎて寂しいので，少し時間を置いて，かつ週末を絡ませられるということで，この日程にしました

（他にもありますので，「つづく」）